2級管工事施工管理技術検定は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施する国家資格の検定です。 **第一次検定に合格すると「2級管工事施工管理技士補」**になり、続く第二次検定に合格すると 「2級管工事施工管理技士」になります。

このアプリが対象にしているのは第一次検定です。第二次検定は記述式で、学習法が大きく変わります。 この記事の事実は、令和8年度 第一次検定(後期)の受検の手引で確かめたものです。

第一次検定の基本データ

項目 内容
解答方法 マークシート方式
試験時間 130分(10時30分〜12時40分)
合格基準 得点が60%以上
検定科目 機械工学等 / 施工管理法 / 法規
受検資格 令和8年度中に17歳以上になる者
実施機関 一般財団法人 全国建設研修センター

合格基準について、手引には「試験の実施状況等を踏まえ変更する可能性があります」という但し書きがあります。 また、成績の通知は全体の正解数だけで、設問ごとの得点は知らされません。

令和8年度 後期の日程

手続 日付
受検申込(インターネット) 2026年7月14日〜7月28日
受検票の発送 2026年10月26日
第一次検定 2026年11月15日(日)
試験問題・正答肢の公表 2026年11月16日 13時から1年間
合格発表 2027年1月5日

試験地は札幌・青森・仙台・宇都宮・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇の14地区で、 会場は受検票で知らされます。申込期間や手数料は年度ごとに変わるので、次の年度に受ける人は必ず公式ページで確認してください。

3つの検定科目で問われること

検定科目 手引の検定基準(要約)
機械工学等 機械工学・衛生工学・電気工学・電気通信工学・建築学の概略の知識 / 冷暖房・空気調和・給排水・衛生等の設備の概略の知識 / 設計図書を正確に読み取る知識
施工管理法 施工計画の作成方法、工程管理・品質管理・安全管理などの施工の管理方法の基礎的な知識と、基礎的な能力
法規 施工の管理に必要な法令の概略の知識

このアプリでは、市販の問題集で一般的な分け方に合わせて、次の5分野で演習します。

分野 主な中身
一般基礎 室内環境、流体、熱と湿り空気、電気、建築、機材、設計図書と請負契約約款
空気調和・換気設備 空気調和方式、空調負荷、熱源機器、ダクト、換気、排煙
給排水衛生設備 上下水道、給水・給湯、排水・通気、消火、ガス、浄化槽
施工管理法 施工計画、工程管理、品質管理、安全管理、機器の据付けと配管・ダクトの施工
法規 労働安全衛生法、労働基準法、建築基準法、建設業法、消防法、水道法、下水道法、浄化槽法 など

受検の手引に書かれていないこと

正直に書いておくべきことが2つあります。

  1. 解答形式(何肢の中から選ぶか、必須問題と選択問題の区別)は、手引に書かれていません。 このアプリは全問を四肢択一で作っています。本試験の形式が分かり次第、合わせます
  2. **法令をいつの時点の条文で出題するか(基準日)**も、手引には書かれていません。 このアプリの法規の問題は、2026年4月1日時点の条文で作っています

どちらも、試験直前に公表される試験問題や公式の案内で確かめてください。 形式が違っても、問われる知識そのものは変わりません。

学習の優先順位

  1. 施工管理法から。工程表の計算、品質管理の手法、安全管理の数値は論点が固まっていて、得点効率が高い分野です
  2. 空気調和・換気給排水衛生。管工事の本体で、出題の中心です。「なぜそうするか」の仕組みで覚えると、ひっかけに強くなります
  3. 法規。条文の数値と手続がそのまま得点になります。建設業法の技術者制度と建築基準法の確認申請は定番です
  4. 一般基礎。流体・熱の計算は、式の意味さえ分かれば毎回同じ手順で解けます

覚え方のコツ

  • 数字は「マーク・130分・6割」の3つ。「マークシートを130分で6割」と口に出すと定着します
  • 受検資格は「17歳以上」だけ。実務経験の要件があるのは第二次検定のほう、と対で覚える
  • 合格基準は得点全体の60%。苦手分野があっても、他の分野で取り返せます

目標は「7割」

合格基準は60%ですが、狙いは**70%**に置いてください。本番では初見の切り口やマークミスが必ず起こります。 このアプリの模擬試験は60%で合否を判定しますが、安定して70%を超えてから本番に臨むのが確実です。 まずは分野別の演習で正答率がいちばん低い分野を見つけ、そこから潰していきましょう。